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糖尿病とコーヒーの関係|ゆう徳丸内科皮膚科|
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糖尿病とコーヒーの関係

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こんにちは。今日は糖尿病とコーヒーの関係について書いていきます。

 

コーヒーと糖尿病、一見関係がないように見えるものですが、実は日本糖尿病学会の『糖尿病診療ガイドライン2019』には次にように記載されています。

 

コーヒーやお茶の摂取は2型糖尿病の予防因子である。

 

 

これはどのようなデータから言われているか解説します。20世紀になってからコーヒーを多く飲む人では2型糖尿病の発症が少ない、コーヒー摂取者に空腹時血糖値の高い人が少ない、などの報告が出てきています。2005年にオランダからそのような研究結果が報告され、その後2009年には日本人を対象とした研究結果からも同様の報告(Kato M, et al. Endocr J 56: 459-468, 2009)があり、それらを基にして『コーヒーやお茶は2型糖尿病の予防因子である』と言われています。

 

しかし、コーヒーが2型糖尿病を予防するかもしれないという研究はコホート研究というものです。コホート研究とは、数万人規模の大規模な人数の追跡調査を行い、それによって得られた結果から、コーヒーをたくさん飲む人の糖尿病の発症が少ない、という事実は言えても、コーヒーを飲むことによって糖尿病の発症をおさえることができるかというと、それはコホート研究ではわかりません。

 

それらを論理的に実証するためには、コーヒーを多く飲むグループと飲まないグループをわけ、そのグループ同士の糖尿病の発症率を比較することが必要になりますが、薬などとは違って嗜好品や日常生活への介入は非常に難しいため、その研究は困難と言わざるを得ません。しかし、それでもコーヒーが2型糖尿病の発症を抑える可能性を指摘されているのは、多くのコホート研究がそれを示していることや、ストレスによって反応するホルモン(コルチゾールという血糖値を上昇させるホルモン)の活性化がコーヒーによって抑えられる可能性、コーヒーに含まれるクロロゲン酸というポリフェノールがインスリンの効きをよくする可能性から裏打ちされています。

 

しかし、カフェインの取りすぎは逆効果の可能性が指摘されています。カフェインを取りすぎると眠れなくなるというのはみなさん経験があるかもしれませんが、それはカフェインの過剰摂取によりアドレナリンという血糖値を上昇させるホルモンが出るためです。そのため、必ずしも、コーヒーをたくさん飲むことが2型糖尿病の予防につながる、とは限りません。すでに糖尿病を発症している場合、カフェイン摂取は血糖値をあげる可能性も示唆されているため注意が必要です(Robinson LE, et al. J Nutr 134: 2528-2533, 2004)

 

では、どれくらい飲めばいいでしょうか?また、アイスがいいのかホットがいいのか、ミルクや砂糖などは入れていいのか?多くの疑問があると思います。簡単に解説をしていきます。

 

 

 

Q. アイスコーヒーがいいの?ホットコーヒーがいいの?

 

これに関しては特に差はありません。

 

Q. どれくらい飲むのがいいの?

 

カフェインはおおよそ一杯に80mg含まれていると言われています。各研究では400mgまでであれば糖尿病の発症率は下がり、それ以上飲むと血糖値が上昇することが示されています。そのため5杯/日までを目安にするとよいでしょう。しかし、腎不全がある患者さんは別です。特に重度になればなるほど尿からのカリウムの排泄が悪くなるため、コーヒーはあまり飲むべきではありません。どれくらいならば飲んでいいかは患者さん毎に異なるため、必ず主治医に相談しましょう。

 

Q. ミルクや砂糖はいれてもいいの?

 

ブラックコーヒーが飲めない方はミルクであれば入れることに基本的に問題はありません。しかし、砂糖に関しては、砂糖自体が血糖値を上昇させてしまうため、基本的には入れてはいけません。

 

 

いかがでしたか?必ずしもコーヒーを飲めば糖尿病を予防できるかどうかはまだ確定的なことは言えませんが、血糖上昇を抑える可能性が示唆されています。コーヒー好きな方は多いと思いますが、糖尿病にも役に立っている側面があるというお話でした。

 

 

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