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糖尿病|ゆう徳丸内科皮膚科|東武練馬駅・下赤塚駅より徒歩圏内

糖尿病

DIABETES MELLITUS

糖尿病

糖尿病ってなに?
血糖値が高くなる病気です。
どんな症状が出るの?

多少血糖値が高くてもほとんど症状が出ません。しかし、だからといって大したことがない病気ということではなく、むしろ気づかれにくい重篤な病気です。
血糖値が高くなるにつれて、のどが渇く、水や清涼飲料水をよく飲む、おしっこが近い、などの症状が出てくることがありますが、痛い、苦しいといった症状ではないため、病気とは認識しづらい面があります。

しかし、もちろんそれだけではありません。糖尿病は合併症の病気です。全身の血管が蝕まれていく『血管病』と言ってもいいと思います。三大合併症と言われる神経障害、網膜症、腎臓病を引き起こし、更には心臓病や脳梗塞まで引き起こすリスクをあげてしまいます。そのため『糖尿病は命に関わる重篤な病気』です。

なんで糖尿病になるの?

糖尿病と言うと生活習慣病と思われる方が多いと思います。もちろんそれも一つの糖尿病ですが、糖尿病は厳密に分けると次の4つに分けられます。

糖尿病の分類
①1型糖尿病
  • 自己免疫を基礎に発症
  • 典型例は若年者の急激発症
  • インスリンが枯渇し、インスリン治療を必須とすることが多い
②2型糖尿病
  • 糖尿病患者の大多数を占める
  • 遺伝子素因に加えて、過食や運動不足などにより発症
  • インスリンが枯渇することは少なく、内服薬(または少量のインスリン併用)での治療が多い
③その他の特定の機序・疾患によるもの
  • インスリンを出している膵臓や内分泌疾患、肝疾患、薬物の副作用、ウイルス感染などが原因となる
④妊娠糖尿病
  • 妊娠中に初めて発見または発症した糖尿病に至っていない糖代謝異常
  • 軽度の糖代謝異常でも母児に大きな影響を与えるため管理には特別な配慮が必要

注射

一番多い2型糖尿病は遺伝的要素もあると言われていますが、それに加えて暴飲暴食、ストレス、運動不足、喫煙、睡眠時無呼吸症候群などが要因となり発症します。軽度の糖尿病であればまずは食事療法や運動療法を含めた生活習慣の改善から開始しますが、重度の糖尿病の場合は内服薬やインスリン治療を開始する場合もあります。1型糖尿病の場合は自分の体から出るインスリンが完全に枯渇していることも多く、インスリンの使用が必須になります。

インスリンって何?どうやって治療するの?

インスリンとは血糖値を下げる唯一のホルモンです。
糖分をとると膵臓からインスリンが分泌され、血糖値が上がらないように調整されます。しかし、糖尿病の方はインスリンの出が悪かったり、インスリンの効きが悪かったりするため、インスリンの注射を行い、インスリンを補充することもあります。
インスリン以外の治療では、インスリンの出をよくするGLP-1受動態作動薬という注射剤や糖分を尿から出してしまうSGLT2受容体阻害薬、インスリンの効きをよくするビグアナイド薬など多くの治療薬が開発されています。ただし、内服薬が必ずしもいいわけではなく、状態によってはインスリン治療が必要になるため、むやみにインスリン治療を拒むのはいい治療とは言えません。患者様の糖尿病の原因はもちろん、年齢や腎機能、体型など総合的に判断して、適切な治療をご提案します。

経口血糖降下薬の分類

人体図
ビグアナイド薬

○:肝臓が糖を作るのを抑える。消化管からの糖吸収の抑制や筋肉などのインスリンの感受性を改善する

×:副作用:下痢、悪心など

スルホニウムウレア(SU)薬

○:膵臓でのインスリン分泌を促す。

×:副作用:低血糖、体重増加など

チアゾリジン薬

○:脂肪組織、肝臓、筋肉などに働き、インスリンの効果を高める。

×:副作用:むくみ、体重増加など

速効型インスリン分泌促進薬(グリニド薬)

○:速やかに効き、短時間の膵臓のインスリン分泌を促す。食後高血糖を改善する。

×:副作用:低血糖など

GLP-1受容体作動薬

○:膵臓に働き、インスリン分泌を助ける。体重を下げる作用がある。

×:副作用:食欲低下など

DPP4阻害薬

○:膵臓に働くインクレチンというホルモンの働きを強める。

×:SU薬との併用などに限り低血糖など

SGLT2阻害薬

○:腎臓に働き、ブドウ糖を尿から排泄する作用がある。心臓を守る働きがある。

×:副作用:脱水、尿路感染症など

α-グルコシダーゼ阻害薬(αGI)

○:小腸での糖の消化・吸収を遅らせる。食後高血糖を改善する。

×:副作用:おなかの張り、下痢、おならなど

インスリン注射の分類

インスリン注射の分類

食事用インスリン
(≒bolus insulin)
食事を取ったときに不足するインスリンを補うもの

基礎インスリン
(≒basal insulin)
1日中必要なインスリンの不足分を補うもの

→ 病態に合わせてこの2種類のインスリンを使い分ける必要があります。

糖尿病の治療は血糖値を下げることになりますが、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)と言って、過去1~2ヶ月の血糖値の平均を見る指標も目安に治療を行います。

医師写真

しかし、HbA1cは下げればいいというものではありません。年齢、患者様の体力、腎機能などを総合的に判断して治療をしなければいけません。血糖値が高い状態はもちろんよくないですが、やみくもに血糖値を下げすぎると低血糖を引き起こし命に関わることもあります。また、厳格なコントロールをやりすぎると治療自体がストレスになってしまい、通院を自己中断してしまう患者様も多いのが事実です。そうならないようにしっかりと説明し、よい血糖管理ができるように治療していきましょう。
当院では院内にHbA1c、血糖値をすぐに測定できる機械があるため、当日に結果をお伝えすることができます。健康診断で軽度の糖尿病を指摘された方はもちろん、インスリン導入もできるクリニックですので、血糖コントロールに難渋している方もいつでもご相談ください。また、血糖値を持続的にモニタリングできるfreestyleリブレも使用することができ、より良い血糖コントロールを実現することができます。保険適応にならない患者様でも、自費診療にはなりますがご希望に応じて対応いたします。

なお、Free style リブレに関してはブログで詳細記事を書いてありますので、下記リンクからご覧になってみてください。

昼間は仕事をしていてなかなか受診できません。どうすればよいですか?

当院は土曜日も13時まで診療を行っており、また、Web予約も可能な予約システムを導入しているため、待ち時間を少なく受診することが可能になっております。駐車場も完備しており、受診しやすい環境を整えています。

糖尿病という病気は症状が出ることが少ないですが、脳梗塞や心筋梗塞、腎不全まで引き起こす重篤な病です。初診の際は原因精査や生活習慣の確認、合併症の精査など、どうしても時間がかかりますが、治療方針が決まり血糖コントロールがついてしまえば定期的な1か月~3か月程度の間隔の通院で治療が可能となることが多いです。逆に初期の検査や治療を疎かにしてしまい合併症を起こしてしまうと、その後通院頻度が多くなったり、場合によっては入院が必要になることも多いため、そうならないように適切な検査や治療を行っていくことが重要となります。

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