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帯状疱疹予防ワクチン(シングリックス、弱毒生ワクチン)について|医療法人社団悠正会 ゆう徳丸内科皮膚科|
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帯状疱疹予防ワクチン(シングリックス、弱毒生ワクチン)について

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帯状疱疹のワクチンのお問い合わせが大変増えておりますので、ご説明させて頂きます。

 

当院では、帯状疱疹不活化ワクチン(シングリックス)、水痘・帯状疱疹生ワクチンのどちらも接種が可能です。

※ご希望の方は、クリニックまでお問合せください。(03-6909-7570 平日診療時間内(13時~15時はお電話に出られないため避けてください。))

 

 

帯状疱疹は80歳までに日本人の1/3がかかるといわれており、特に50歳以上になると罹患率が上がります。

50歳以上の方が帯状疱疹にかかると、約2割に強い神経痛が残ると言われています。顔面に発症すると、顔面神経麻痺や視力低下、難聴をきたすこともあります。

その為、50歳以上の方を対象に帯状疱疹の予防のワクチンが推奨されております。

 

ワクチンには2種類あります。

①従来からある水痘生ワクチン:妊婦、免疫抑制剤・生物学的製剤使用中の方、がん患者、HIV感染者は禁忌のため使用できません。

②新しく認証されたワクチン『シングリックス』:上記の免疫機能に問題がある方も接種可能です。欠点として費用が高額であり、接種時の疼痛が強い事があげられますが、帯状疱疹の予防効果は生ワクチンより高いです。

 

副作用:発赤 、 腫脹 、 疼痛 、 熱感 、 倦怠感 、 違和感 、 悪寒 、 ほてり 、 筋肉痛 、 硬結 、 そう痒感、アナフィラキシーなど

 

二つのワクチンの比較です。

水痘生ワクチン シングリックス
回数 1回 2回(2か月あけて2回目注射)
ワクチンの種類 生ワクチン 不活化ワクチン
予防効果 50~60% 90%以上
持続期間 5年程度 9年以上
副反応 接種部位の痛み、発赤・軽度の腫脹 接種部位の痛み、発赤・軽度の腫脹
メリット ①治療費が安い ①予防効果が高い
②1回でよい ②持続時間が長い
③免疫抑制剤や抗癌剤使用中の方でも使用できる
デメリット ①持続時間が短い ①治療費が高い
②予防効果が劣る ②接種部の疼痛が強い
③免疫抑制剤など使用中の方は使用できない ③2回の接種が必要
費用 ※7700円 ※22000円/1回(2回必要)

※2023年7月より公費負担がでるようになったため、追記しております。

【対象者】

50歳以上の板橋区民(コロナワクチンやインフルエンザワクチンと違い、他区の方は板橋区で接種することができませんでご注意ください)

【実施場所】

当院で受けることができますが、事前予約制のため、必ず窓口または電話での予約をお願い致します。インターネットでのワクチンの予約は受け付けておりません。

【持参するもの】

板橋区民であることがわかるものをご持参ください。このワクチンは、コロナワクチンやインフルエンザワクチンと違い、患者様へ予診票は発送されておりません。ご希望の方は直接医療機関にお問い合わせください。

 

【助成金】

生ワクチン(乾燥弱毒素水痘ワクチン)・・・助成回数1回、1回の助成額4000円(当院での接種の場合は自己負担が3700円となります

不活化ワクチン(シングリックス®)・・・助成回数2回、1回の助成額10000円(当院での接種の場合は自己負担が12000円×2回となり

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