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内科と皮膚科を一つのクリニックで診療していることのメリット|医療法人社団悠正会 ゆう徳丸内科皮膚科|
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内科と皮膚科を一つのクリニックで診療していることのメリット

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こんにちは。今日は少し具体的な病気からは離れて、『一つのクリニックで内科と皮膚科を診療しているメリット』について解説を行っていきます。

 

まず、結論として、内科と皮膚科が同じ病院で診察を受けられるメリットをまとめておきます。

 

  1. 内臓の病気が皮膚症状として現れることも多く、また、皮膚症状から内臓の病気が見つかることも多いため、すぐにお互いに相談でき、『病気を診断する』『病気を治療する』ことに対してメリットが大きい。
  2. 紹介状を書いて他の病院へ行く必要がないため、紹介状作成にかかる料金やわざわざ他の病院を受診するための労力を少なくすることができる。
  3. そもそも同じ病院(一つの会計窓口)にかかると医療費自体が安くなる。

 

 

 

 

ご存じの方も多いと思いますが、当院は内科と皮膚科のクリニックです。大学病院などの大きい病院に勤めていると、各科の専門医がそろっているため、困ったことがあると『コンサルト』と言って、他科の専門の医師に診察を依頼します。ありふれた症状や病気であれば専門家に相談せずに自分の中で判断してしまうことも多いですが、判断に悩むことがあればいつでもすぐに相談できるのが大学病院を始めとした総合病院の強みですよね。医学は誇張なしに毎日のように進歩していきます。去年まで当たり前であった治療が今となっては古い治療であることもよく経験することであるため、各専門分野の医師に相談することが最新の知識の補充にもなるため、非常に勉強になることが多いです。それぞれ、具体的にどのようなメリットがあるか実例を挙げていきます。

 

 

例1  アトピーなどの皮膚症状と喘息や花粉症などの内科疾患のアレルギーや糖尿病治療

 

アレルギーなどは特に冬場から春先にかけて非常にメリットを感じる点ですね。アレルギー症状は皮膚症状で出ることもあれば、せきなどの内科の症状で出ることもあります。例えば皮膚科でアレルギー採血を行い、スギ花粉症などがあると、そのまま舌下免疫療法を内科で始める、などが代表的な流れですね。あとはアトピーがあり難治性のせきがあることから『アトピー咳嗽』の診断になったり、逆に難治性のアトピーがある患者さんを皮膚科に紹介し、紫外線療法や『デュピクセント』という注射薬を用いてアトピーが劇的に改善することもよく経験します。

 

糖尿病治療で言えば、糖尿病は数多くの合併症があるため、それが皮膚症状として出てくることも多いです。神経障害により感覚が鈍くなり低温火傷を起こしてしまって皮膚科を受診するすることや足に潰瘍ができて感染症を起こすことなどは非常によく経験することですね。逆に皮膚症状が治りにくいと糖尿病の可能性があり、内科へ紹介されることもよくあります。

 

これらを一つのクリニック内で治療できることは非常に大きいメリットです。

 

例2  紹介状にはすべての情報が網羅されるとは限らない

 

紹介状の作成には、非常に神経を使います。自分が初診であるため、初診時から治療を開始した経緯、行った検査とその解釈、どうしてその治療を開始したか、その結果症状がどうなったかなどをほかの医師がみてもわかるように丁寧に記載します。ただ、どうしても文章では伝わりづらいことがあったり、院内で行った検査をすべて持っていくことができないこともあるため、情報が不足する可能性があります。その点、同じ院内であれば、すぐにその患者さんの医療情報すべてにアクセスすることができますよね。これも非常に大きいメリットです。

 

例3 そもそも医療費が安い

 

みなさん、病院に行ったときに明細書を見たことがありますでしょうか?医療費というのは非常に複雑であり、また、言葉も難しいため、見てもわからないことが多いと思います。ここでは簡単に初診料と再診料だけご説明します(患者様の負担額は記載の金額の1-3割(負担額は患者様によって違います)として考えてください)。

 

初診料とは、その病院に初めて受診する(または久しぶりに受診する、新規の症状で受診する、など)ときにかかる料金です。初診料は282点(2820円)であり、どこか別の病院に紹介するとこの料金が紹介先の病院でも発生します。しかし、例えば当院の内科から皮膚科に紹介したとすると、内科でかかりつけであるとの判断になるため、皮膚科は再診料扱いになります。そうすると再診料の73点(730円)になります。2000円以上の差が出ますよね。また、紹介状のお金などもかからず、さらに医学的なメリットも大きいと考えると、まずは同じ病院で『コンサルト』を行うほうが良いと考えるのが通常だと思います。また、検査も重複してやることも避けられるため、検査料金などもコストカットできますね。

 

 

いかがでしたでしょうか?医学はどんどん進歩しているため、各科の専門家に診察してもらうことは非常に大切なことです。当院では内科、皮膚科で密に連携をとっておりますので、お困りのことがございましたら、いつでもご受診ください。

 

 

 

【ゆう徳丸内科皮膚科へのアクセス】

板橋区徳丸4丁目にあるゆう徳丸内科皮膚科へは、有楽町線・副都心線『地下鉄赤塚駅』、東武東上線『下赤塚駅』『東武練馬駅』から徒歩圏内です。国際興業バス(下赤03)、りんりんGO(板橋区コミュニティバス)「赤塚第一中学校」バス停目の前であり、駐車場・駐輪場完備、敷地内に薬局完備しており、受診しやすい環境を整えています。練馬区北町にも隣接しており、徒歩圏内です。待合室は広く確保されており、予約システムを導入していることで待ち時間の短縮に努め、新型コロナウイルス感染症を始めとした感染症対策を万全に行っております。内科、皮膚科医師ともに専門医であり、各々密に連携し、患者様への治療にあたって参ります。

 

 

 

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