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内科と外科の違いは?診療内容と対象疾患、受診の目安をわかりやすく解説|医療法人社団悠正会 ゆう徳丸内科皮膚科|
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内科と外科の違いは?診療内容と対象疾患、受診の目安をわかりやすく解説

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内科と外科の違いは?診療内容と対象疾患、受診の目安をわかりやすく解説

「体調が悪いけれど、何科を受診すればいいのかわからない」

このような経験をしたことはありませんか?

発熱やだるさなど原因がはっきりしない症状は内科、ケガや手術が必要な病気は外科、という目安はあるものの、実際に迷ってしまう方は多いようです。

本記事では、内科と外科それぞれの特徴や得意とする病気、受診の判断基準をわかりやすく解説します。

記事を読めば、症状に合わせてどちらに行けばよいのか判断できるようになるでしょう。

当院の「内科」について

内科と外科はどう違う?

内科と外科はどう違う?

内科は薬や生活改善で身体の機能を整える診療、外科は手術や処置で身体の形を治す診療です。

具体的な違いは以下のとおりです。

内科 外科
治療方法 薬と生活習慣の改善が中心 手術と処置が中心
対象となる病気 ・内臓の機能異常

・全身症状

・外傷

・腫瘍

・臓器の形態異常

受診の目安 ・発熱

・体調不良

・慢性疾患の管理

・ケガ

・しこり

・外科的治療が必要な病気

なお、当院では内科に加えて皮膚科も併設しているため、一般的な内科診療だけでなく、粉瘤や脂肪腫など皮膚疾患の外科的処置にも院内で対応できます。

ここからは、内科と外科それぞれの違いを、詳しく見ていきましょう。

内科の特徴

内科は、薬の処方や生活習慣の改善を通じて身体の内側の病気を治療する診療科です。手術を行わず「切らずに治す」ことを基本としており、身体への負担が少ないのが特徴です。

主な対象は、生活習慣病(糖尿病・高血圧・脂質異常症など)や感染症(風邪・肺炎など)、さらには内臓の不調まで幅広く対応します。

また、内科の強みは手術が必要になる前に病気を防ぐ「予防医療」を行えることです。定期的な健康チェックや生活習慣の改善サポートで重症化を防ぎ、将来的に外科的治療が必要になるリスクを減らします。

さらに、内科はかかりつけ医として日常的な健康相談に応じられるのも大きな役割です。体調不良が続くときや原因がはっきりしない症状があるとき、まず受診すべき診療科が内科といえます。

とくに高齢者や持病を持つ方にとっては、定期的に体調をチェックしてもらえる身近な存在です。日常のちょっとした体調の変化にも気づいてもらいやすく、早い段階での対処につながります。

外科の特徴

外科は、手術を中心に身体の外側や構造的な問題を治療する診療科です。ケガや骨折などの外傷、腫瘍の切除、消化器系(胃や腸)の手術など、幅広い疾患に対応します。

治療の柱は手術ですが、術後の経過管理や必要に応じた薬物療法など、内科的なサポートを組み合わせるケースも多いのが特徴です。たとえば、胆石症の手術後には感染予防のための抗菌薬投与や食事指導が行われるなど、手術だけにとどまらない包括的なケアが行われます。

また、外科は「緊急対応が多い診療科」であることも特徴です。たとえば、虫垂炎(すいちゅうえん:盲腸)や外傷による出血、腸閉塞(ちょうへいそく:便やガスが出せなくなる病気)などは時間との勝負になるため、迅速な判断と処置が求められます。

「切って治す」イメージが強い外科ですが、実際には患者の全身状態を考慮した総合的な診療を行っており、緊急対応から長期的なフォローまで幅広い役割を担っています。

内科が得意とする病気

内科が得意とする病気

内科では、身体の内側で起こるさまざまな不調や病気に幅広く対応できます。内科が得意とする病気は以下のとおりです。

  • 生活習慣病(糖尿病・高血圧・高脂血症)
  • 感染症(風邪・インフルエンザ・肺炎)
  • 消化器や呼吸器、循環器の機能異常
  • 身体のだるさや食欲不振、動悸など原因不明の不調

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

生活習慣病(糖尿病・高血圧・高脂血症)

生活習慣病とは、日常の習慣が原因で徐々に進行していく病気です。食事の偏りや運動不足、過度なストレス、喫煙や飲酒などが主な要因とされています。

代表的な生活習慣病は以下のとおりです。

病気 説明
糖尿病 インスリンの作用不足で血糖値が高くなる病気
高血圧 血圧が慢性的に高い状態が続く病気
高脂血症(脂質異常症) 血液中のコレステロールや中性脂肪が多い病気

これらの病気は初期の自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行してしまうのが特徴です。放置すると心筋梗塞や脳卒中、腎不全など命に関わる合併症を引き起こす可能性があります。

内科では、薬による治療だけでなく、食事指導や運動習慣の改善サポートを行い、生活全体を見直すことで進行を防ぎます

また、定期的な血液検査や血圧測定を組み合わせて経過を管理することで、合併症のリスクを大幅に減らし、長期的に健康を維持することが可能です。

感染症(風邪・インフルエンザ・肺炎)

感染症とは、ウイルスや細菌が体内に侵入して炎症を起こすことで発症する病気です。日常的にかかる風邪から、命に関わる肺炎まで幅広い種類があります。

代表的なものには風邪やインフルエンザ、肺炎があげられます。

軽い風邪であれば自然に回復することもありますが、インフルエンザや肺炎は重症化リスクが高いため注意が必要です。とくに高齢者や基礎疾患を持つ方は重症化しやすく、早めの受診が推奨されます。

内科では、症状や重症度に応じて抗ウイルス薬や抗菌薬、解熱鎮痛薬の処方を行います。また、水分補給や安静といった生活指導も含め、回復をサポートしてくれるのが特徴です。

消化器や呼吸器、循環器の機能異常

胃や腸の調子が悪い、息苦しさを感じる、動悸が続くといった症状は、身近に起こりやすい不調です。これらはいずれも消化器・呼吸器・循環器に関わるもので、まずは内科での診察が一般的な流れになります。

内科で診てもらえる代表的な症状は以下のとおりです。

分類 主な症状
消化器系 胃痛、胸やけ、下痢
呼吸器系 咳、息切れ、呼吸のしづらさ
循環器系 動悸、胸の圧迫感、むくみ

これらの症状は一時的な体調不良に見えることもありますが、放置すると胃潰瘍や喘息、不整脈や心不全などにつながるケースもあります。そのため、早めに原因を特定することが重要です。

内科では、血液検査や心電図、レントゲン、エコーなどを使って、身体の内部状態を詳しく調べることができます

必要に応じて消化器内科や呼吸器内科、循環器内科といった専門科に紹介してもらえるため、迷ったらまずは内科に行くことをおすすめします。

身体のだるさや食欲不振、動悸など原因不明の不調

はっきりした原因がわからない不調でも、まずは内科で相談するのが安心です。身体のどこに問題があるのかを見極める入り口として、内科は最も適した診療科といえます。

代表的な症状としては以下のようなものがあります。

  • 慢性的なだるさ
  • 食欲不振
  • 動悸
  • めまい

これらの症状は「疲れているだけ」と思って放置してしまう人も多いですが、貧血や甲状腺疾患、心臓や肝臓の病気など、重い病気のサインになっていることもあります。

内科ではこれらの症状に対して、問診や血液検査、尿検査などで全身をチェックし、病気の有無を調べることが可能です。

当院の「内科」について

外科が得意とする病気

外科が得意とする病気

外科は目に見えるケガや臓器の異常、外科的な治療を行わなければ改善が難しい病気に対して高い専門性があります。外科が得意とする代表的な病気は以下のとおりです。

  • 切り傷や骨折、やけどなどの外傷
  • 胆石症や虫垂炎、ヘルニアなど手術が必要な消化器系疾患
  • 乳腺や甲状腺の腫瘍、皮膚のしこりの切除
  • がん治療(外科手術による切除)

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

切り傷や骨折、やけどなどの外傷

外科は、転倒や事故などで起こる「外傷」に直接対応する診療科です。切り傷や骨折など、身体に直接損傷がある場合に処置や手術を行います。

代表的な外傷と治療内容は以下のとおりです。

外傷の種類 治療方法
切り傷 縫合や処置で感染を防ぎ、傷の治りを早める
骨折 レントゲンで確認し、ギプス固定や手術で整復・固定を行う
やけど 広がりや深さを評価し、場合によっては皮膚移植を行う

ただし、皮膚の切り傷ややけどなどの比較的軽い外傷は、皮膚科での対応が適していることもあります

当院では皮膚科を併設しているため、皮膚表面の外傷や、粉瘤・脂肪腫などの皮膚疾患に対する外科的処置も院内で対応可能です。

内科で全身状態を確認しながら、必要に応じて皮膚科で処置を行えるため、複数の医療機関を受診する負担を減らすことができます。

胆石症や虫垂炎、ヘルニアなど手術が必要な消化器系疾患

消化器系の中には、外科的な処置を行わなければ命に関わる病気もあります。

代表的な疾患と特徴、対応方法は以下のとおりです。

病気 特徴・症状 外科での対応
胆石症 胆のうに石ができ、強い腹痛・黄疸・発熱を引き起こす 腹腔鏡手術で胆のうを摘出する
虫垂炎(盲腸) 急な右下腹部痛で発症し、放置すると腹膜炎に進展する 緊急手術で虫垂を切除する
ヘルニア(脱腸) 腸や脂肪組織が飛び出し、再発や腸閉塞の危険がある メッシュを使った修復術などで対応する

外科では、症状や進行度に応じて腹腔鏡(ふくくうきょう)手術や開腹手術を選択し、患者さんの早期回復を目指します

乳腺や甲状腺の腫瘍、皮膚のしこりの切除

乳腺や甲状腺にできる腫瘍や皮膚のしこりは、外科で診断・治療を受けることができます

代表的なものは以下のとおりです。

病気・症状 特徴・内容 外科での対応
乳腺腫瘍 良性・悪性を含み、しこりや痛みで気づくことが多い 生検で診断し、必要に応じて腫瘍切除や乳房手術を行う
甲状腺腫瘍 のどの腫れや違和感として現れる 良性なら切除で完治が期待でき、悪性の場合は根治手術を実施する
皮膚のしこり(粉瘤・脂肪腫など) 良性のしこりだが、放置で大きくなったり感染することもある しこりを袋ごと摘出して再発を予防する

乳腺や甲状腺の腫瘍は、良性であってもサイズが大きくなると圧迫感や見た目の不快感をもたらすことがあります。また、悪性腫瘍(がん)の可能性もあるため、しこりを見つけたら自己判断せず、専門的な検査を受けることが重要です。

皮膚のしこりも同様に、放置すると炎症を起こして腫れや膿がたまり、強い痛みを伴うことがあります。外科では袋ごと取り除くことで再発を防ぎ、きれいに治すことができます。

がん治療(外科手術による切除)

外科手術は、がん治療の基本的な方法の一つです。

腫瘍が臓器や組織の一部にとどまり、ほかの場所に広がっていない段階であれば、外科的に切除することで完治を目指せます

手術では腫瘍そのものだけでなく、がんの広がりを防ぐために周囲の組織やリンパ節も同時に取り除くことがあります。これにより、がん細胞をできる限り体内から排除することが可能です。

ただし、がんは再発や転移のリスクがあるため、手術だけで治療を終えるケースは多くありません。

術後には内科や腫瘍内科と連携し、抗がん剤治療や放射線治療を併用するのが一般的です。複数の治療法を組み合わせることで、再発を防ぎ、長期的な生存率の向上を目指すことができます。

迷ったら内科に相談を

迷ったら内科に相談を

症状の原因がはっきりしないときは、まず内科で診てもらうのが安心です。

内科は幅広い症状をカバーしているため、「どこに行けばいいのかわからない」というときの最初の窓口として適しています。

血液検査や画像検査など基本的な診察を行った上で、必要に応じて外科やほかの専門科へ紹介してもらえるのも大きなメリットです。

たとえば、以下のようなケースです。

  • 発熱や咳、身体のだるさが続くとき
  • 胃の不快感や食欲不振があるとき
  • 動悸やめまいなど原因がわからない体調不良があるとき

「少し様子を見よう」と思うような軽い症状でも、早めに内科を受診することで重症化を防げる場合があります。まずは内科に相談し、総合的に判断してもらうことが健康管理の第一歩といえます。

明らかなケガ(切り傷・骨折・打撲)は外科へ

明らかなケガ(切り傷・骨折・打撲)は外科へ

転倒や事故などによる明らかなケガは、内科ではなく外科での診察が基本です。

切り傷の場合、縫合や処置を行うことで感染を防ぎ、傷跡をできるだけきれいに治すことができます。骨折や打撲はレントゲンで状態を確認し、ギプス固定や手術で整復・固定が行われます。

一方、浅い切り傷や軽いやけどなど皮膚表面の損傷であれば、皮膚科での治療でも対応可能です。ただし、損傷の範囲が広い場合や皮膚の深い部分まで及ぶ場合には、外科での処置が必要になります。

また、外科ではケガの処置だけでなく、リハビリや後遺症の管理まで対応できます。応急処置だけで済ませてしまうと治りが遅れたり後遺症が残ったりすることもあるため、ケガをしたらできる限り早めに外科を受診することが大切です。

まとめ

内科は生活習慣病や感染症、原因不明の体調不良に幅広く対応でき、かかりつけ医としての役割も担います。

一方で外科は、ケガや腫瘍、消化器疾患など外科的処置が必要な病気に強みを持っています。

もし症状の原因がよくわからない場合は、まず内科を受診し、必要に応じて外科やほかの専門科を紹介してもらうのが安心です。

また、当院では内科と皮膚科を併設しており、内科的な診察から皮膚疾患の外科的処置まで一貫して対応できる体制を整えています。

「内科か外科か迷う」「皮膚のしこりやできものが気になる」といった場合でも、まずは安心してご相談ください。

この記事の監修者

医療法人社団悠正会 ゆう徳丸内科皮膚科 院長 吉田 悠

医療法人社団悠正会 ゆう徳丸内科皮膚科

院長 吉田 悠

腎臓病・糖尿病などの慢性疾患から急性期疾患まで幅広く診療し、全身を総合的に診る視点を大切にしています。患者さまに寄り添った丁寧な説明と診療を心がけています。

経歴・所属学会
日本内科学会 総合内科専門医・認定内科医・元指導医
日本腎臓学会 腎臓専門医
日本透析学会 透析専門医
日本糖尿病協会 療養指導医
日本高血圧学会 高血圧専門医
日本医師会 認定産業医
厚生労働省 臨床研修指導医
日本禁煙学会 認定指導者
元東京医科歯科大学 腎臓内科 臨床講師
難病指定医

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