東武練馬駅・下赤塚駅より徒歩圏内
Blog
「マンジャロは本当に痩せるの?」
「どれくらい体重が落ちるのか知りたい」
こうした疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
マンジャロ(チルゼパチド)は、GLP-1とGIPという2つのホルモンに作用することで、無理な食事制限をしなくても自然と食事量が減り、体重が落ちやすくなります。
臨床試験では10mgで−17.8%、15mgで−22.7%という大幅な体重減少が報告されており、医療ダイエット薬の中でもとくに高い減量効果が注目されています。
この記事では、マンジャロが痩せるといわれる理由と、臨床データからわかる実際の減量効果を中心にわかりやすく解説します。
読めば、マンジャロがなぜここまで減量効果を発揮するのか、どれくらい体重が落ちるのかが具体的にイメージできるはずです。

マンジャロが「痩せる」と注目されているのは、単に食欲を抑えるだけでなく、複数のメカニズムが同時に働くことで総摂取カロリーを自然に減らし、脂肪がつきにくい状態をつくるためです。
GLP-1とGIPの2つのホルモンに作用することで、以下のような効果が期待できます。
それぞれの作用がどのようにダイエットにつながるのか詳しく解説します。
マンジャロは脳の食欲中枢に働きかけ、自然と食欲を抑える作用があります。
GLP-1とGIPの両方に作用することで「少量でも満足しやすい状態」をつくり、過食や間食の回数を減らしやすくします。無理な我慢をせずに摂取カロリーを抑えられます。
食後の満腹感が持続しやすくなるのも、マンジャロが痩せやすいといわれる理由です。
満腹感が続くことで、しっかり食べたのに小腹がすく、夕方に間食が欲しくなる、といった状態が起こりにくくなります。
その結果、1日の総摂取カロリーが自然と減り、無理な食事制限をしなくても体重管理がしやすくなります。
また、強い空腹感に振り回されにくいため、ストレスが少なくダイエットを続けられる点も大きなメリットです。
マンジャロは胃から小腸への食べ物の移動(胃排出)を遅らせます。
消化がゆっくり進むことで、胃に食べ物がとどまる時間が長くなり、空腹感が出にくくなります。結果として、食事量や間食の頻度が抑えられ、総カロリー摂取量の低下につながるのです。
マンジャロは食後の血糖値の急上昇を抑え、乱高下を防ぎます。血糖値が安定すると、急な空腹感やドカ食いを起こしにくくなり、脂肪の蓄積を抑えられます。
GLP-1とGIPの作用でインスリン分泌を適切に促し、同時にグルカゴンを抑えることで、血糖値が穏やかに推移しやすくなります。

マンジャロ(チルゼパチド)は、食欲を抑える作用が比較的早く現れる薬です。多くの方は投与直後から「食べたい気持ちが減った」「満腹感が続きやすい」といった変化を感じ始めます。
臨床試験でも、チルゼパチドの減量効果は早期から現れることが確認されています。
代表的な試験であるSURMOUNT-J試験では、チルゼパチドの投与開始後1ヶ月で平均約3%の体重減少が見られ、3ヶ月時点では平均7~9%の減少という結果が報告されています。
ただし、体重が実際に減り始めるタイミングは、開始時のBMIや摂取カロリー、生活習慣などによって個人差があります。

マンジャロの減量効果は、国内の臨床試験でも明確に示されています。代表的な研究として挙げられるのが、日本人の肥満症患者を対象に行われた「SURMOUNT-J試験」です。
この試験では、2型糖尿病のない被験者に対してチルゼパチドを72週間(約1年6ヶ月)投与し、体重減少効果を継続的に検証しました。
投与72週時点の平均体重変化率は、以下の結果となっています。
| 投与量 | 72週時点の平均体重変化率 |
|---|---|
| 10mg | −17.8% |
| 15mg | −22.7% |
チルゼパチドは、食欲抑制や満腹感の持続、血糖値の安定化など複数の作用が組み合わさることで、長期間にわたり着実な体重減少をもたらすことが示されています。

マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、GLP-1受容体とGIP受容体の両方に作用する「二重作動薬」であり、従来のGLP-1単独作動薬よりも強い体重減少効果が期待できます。
マンジャロの特徴は、GLP-1の食欲抑制・胃排出遅延作用に加え、GIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)の代謝促進・脂肪燃焼効果を併せ持つ点です。
実際に行われたSURMOUNT-5試験では、チルゼパチド(10mgまたは15mg)とセマグルチド(1.7mgまたは2.4mg)を72週間(約1年6ヶ月)比較しました。
その結果、体重変化率はチルゼパチド群で−20.2%、セマグルチド群で−13.7%と、有意な差が確認されました。
この結果から、マンジャロは従来のGLP-1受容体作動薬よりも強力な減量効果をもたらす可能性が高いことが示唆されています。

マンジャロとゼップバウンドは有効成分(チルゼパチド)が同じですが、適応症(使用目的)が異なる薬です。
マンジャロは「2型糖尿病の治療薬」として承認されており、主に血糖コントロールを目的に使用されます。
一方、ゼップバウンドは「肥満症の治療薬」として承認されており、体重管理を目的に処方されます。
ただし、ゼップバウンドはBMI(体格指数)や肥満に関連する合併症の有無など、厳格な処方基準が設けられているため、一般的なダイエット目的では処方されないケースが多いです。
そのため、ダイエット目的に利用する場合は、実際には自由診療でマンジャロを選ぶ人が多いのが現状です。

マンジャロは多くの人に減量効果が期待できる薬ですが、とくに効果が現れやすいタイプには共通点があります。
代表的な特徴は以下のとおりです。
それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
マンジャロは「過食や間食が多いタイプの肥満」にとくに効果的です。マンジャロは脳の食欲中枢に直接働きかけ、自然に食欲を抑える作用があるため、食べ過ぎを防ぎやすくなります。
甘いものや高カロリーな食品を無意識にとってしまう人でも、マンジャロを使用することで満腹感が長く続き、「もう少し食べたい」という衝動が起きにくくなります。その結果、無理な我慢をせずに摂取カロリーを減らすことが可能です。
また、「満腹感が持続する」効果により、食事量や間食の頻度が自然に減少し、効率的な体重減少が期待できます。ストレスを感じにくい形で食生活を整えられる点も、マンジャロが過食傾向のある人に向いている理由です。
マンジャロはBMIが高い人ほど、体重減少効果が明確に現れやすい傾向があります。ベースラインの体重が大きい分、減量幅(kg換算)も大きくなりやすいため、見た目にも変化が出やすいのが特徴です。
臨床試験の結果でも、BMIが高い被験者ほど体重減少効果が顕著に見られています。マンジャロが食欲抑制と代謝改善の両方に作用するため、脂肪が多い人ほどエネルギー消費と摂取バランスの改善効果が大きく現れるためです。
ただし、BMIが高い場合でも、急激な減量はリバウンドや体調不良のリスクを伴うことがあります。医師の指導のもと、適切な食事管理と併用しながら、安全に体重を減らしていくことが大切です。
マンジャロの効果を十分に得るためには、週1回の自己注射を継続できることが重要です。マンジャロは定期的に投与することで血中濃度を安定させ、食欲抑制や代謝改善の効果を持続させます。
決まった曜日に注射ができない方は、リバウンドのリスクが高まります。

マンジャロは多くの人で体重減少効果が期待できますが、以下のような人では効果が出にくい傾向があります。
マンジャロの効果を最大限に得るには、継続的な使用に加えて、適度な運動やバランスの取れた食生活を取り入れることが重要です。

マンジャロの服用をやめると、リバウンドする可能性があります。薬によって得られていた「食欲を抑える」「満腹感を持続させる」作用がなくなり、食欲や食事量が元に戻りやすくなるためです。
臨床試験でも、マンジャロの投与を中止した後は、徐々に体重が増加する傾向が確認されています。これは薬の作用が切れることで、以前の生活習慣や食行動が再び戻ってしまうためです。
ただし、リバウンドを防ぐことはできます。薬の使用中に正しい食習慣を身につけること、そして無理のない運動を継続することが重要です。
また、自己判断で急にやめず、医師と相談しながら減薬・中止のタイミングを決めることで、体重の増加を最小限に抑えられます。
内部リンク:マンジャロ やめたらどうなる

マンジャロは高い減量効果が期待できる一方で、使用にあたって注意すべき副作用もあります。重篤な副作用はまれですが、早めに気づいて適切に対処することが安心して治療を続けるためのポイントです。
主な副作用には以下のものがあります。
それぞれの副作用の特徴や注意点について詳しく解説します。
マンジャロで最も多く見られる副作用は、吐き気や嘔吐、下痢などの消化器症状です。これらは薬が胃や腸の働きに影響を与えるために起こるもので、とくに投与初期や用量を増やしたタイミングで現れやすい傾向があります。
具体的には、吐き気・嘔吐・下痢・便秘・腹部膨満感(お腹の張り)などが報告されていますが、多くの場合は時間の経過とともに体が慣れ、症状が軽減していきます。
副作用を抑えるためには、少量から開始して段階的に増量することが重要です。また、食事をゆっくり摂る、脂っこいものを控えるなど、胃腸への負担を減らす工夫も効果的です。症状が強い場合や長引く場合は、自己判断せず必ず医師に相談しましょう。
マンジャロは単独で使用した場合、重い低血糖を起こす可能性は比較的低いとされています。
ただし、以下のような状況では低血糖のリスクが高まるため注意が必要です。
低血糖が起きると、冷や汗やふらつき、手の震え、動悸などの症状が現れます。放置すると意識障害に至ることもあるため、早めの対応が大切です。
予防のためには、食事を規則的に摂ること、薬の服用時間を守ること、そして医師の指示に従って用量を調整することが重要です。
もし症状が現れた場合は、ブドウ糖タブレットや糖分を含む飲み物をすぐに摂取し、改善しない場合は速やかに医療機関を受診しましょう。
マンジャロを含むGLP-1受容体作動薬系の薬では、急性膵炎(すいえん)のリスクが報告されています。頻度は高くありませんが、重篤化するおそれがあるため注意が必要です。
膵炎の典型的な症状は、激しい上腹部痛や背中の痛み、吐き気・嘔吐などです。これらの症状が現れた場合は、直ちにマンジャロの使用を中止し、速やかに医療機関を受診してください。
また、過去に膵炎を起こしたことがある人や、胆石・アルコール多飲など膵炎リスク因子を持つ人は、使用前に必ず医師へ相談することが大切です。
マンジャロの使用により胆石や胆のう炎などの胆のう疾患のリスクが上昇する可能性が指摘されています。これは、急激な体重減少や脂質代謝の変化が胆汁の性質に影響を与えるためと考えられています。
胆石や胆のう炎を発症すると、右上腹部の強い痛み、発熱、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)などの症状が現れることがあります。これらの症状が出た場合は、放置せず速やかに医療機関を受診してください。
胆石や胆のう疾患の既往がある人は、使用前に必ず医師に相談し、リスクを十分に理解したうえで治療を進めましょう。
マンジャロは、GLP-1とGIPの2つのホルモンに働きかけることで、食欲を抑えながら無理なく摂取カロリーを減らせる薬です。
臨床試験でも大幅な体重減少が確認されており、医療ダイエット薬の中でもとくに高い効果が期待されています。
ただし、効果の現れ方には個人差があり、副作用やリバウンドのリスクもあります。マンジャロによる治療を安全に進めるためには、クリニック選びが重要です。
ゆう徳丸内科皮膚科では、糖尿病診療に精通した医師と、経験豊富な看護師が連携し、患者さまの状態を確認しながら安全に治療を進めています。
マンジャロの処方にあたっても、対面での診察や説明を大切にし、効果や副作用について丁寧にお伝えしたうえで適切な使用を心がけています。
気になることがあれば、どうぞ安心してご相談ください。