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こんにちは。今日は高血圧や糖尿病、心不全などのリスクになる睡眠時無呼吸症候群についてです。当院は睡眠時無呼吸症候群の検査・治療を積極的に行っておりますが、『日中の眠気』や『夜に何度も起きてしまう』といった自覚症状だけでなく、高血圧や糖尿病、心不全の根本的な治療として必要であるため、睡眠時無呼吸症候群が疑わしい方には必ずおすすめするようにしています。
本日は、睡眠時無呼吸症候群を疑ったときに一番最初に行う、簡易検査・スクリーニング検査をどのように行うかを具体的に書いていきます。
①医師と相談し、睡眠時無呼吸症候群を疑う症状があれば、簡易検査・スクリーニング検査の予約をします。予約時に検査料金もお支払いをお願いしております。検査のみで2.700円(3割負担)となっております。
②検査は自宅でやるため、数日~1週間程度で検査会社から自宅に下記のような段ボール箱が郵送されてきます。病院に取りに行ったりする必要はありません。入っているものは以下の通りです。
・スクリーニング検査の機械
・検査全体の流れの説明
・睡眠時無呼吸症候群の簡単なセルフチェックシート
・機械の取り扱い説明書
・検査機械を送り返すための着払いの伝票
③機会が届いたら検査機械は速やかに使用しましょう。2-3日以内には検査していただき、送り返していただくのがよいと思います。また、深酒は明らかに無呼吸・低呼吸を誘発するため、検査当日の深酒は避けてください。
④取扱説明書に従い、機械を装着します。自分一人でも十分装着可能なもので、説明書も1枚片面の紙で収まる程度のものであるため、全く難しくありません。
聞き手の逆の腕の下記のように腕時計のようなものと指先に機会を装着します。また、ここには載っていませんが、一つ胸にシールを貼るだけです。指先と胸の機械が取れてしまうと検査結果が正確に出なくなる可能性がありますので、寝ている間に取れないようにテープなどでしっかり固定しましょう。
⑤最後に腕時計のようなものについているスイッチを一度押すだけで検査が開始されます。スイッチを押してから10時間は勝手に記録されるため、スイッチをオフしたりする必要はありません。スイッチを押したら速やかに就寝しましょう。夜中に少し起きたりトイレに行くときにも外さないように注意してください。
⑥翌朝、検査キットをすべて外し、送られてきた段ボール箱に機械をしまい、着払い伝票に必要事項を記載して、コンビニエンスストアなどで送り返せば検査は終了です。概ね、2週間程度で検査結果が解析され、当院に結果が送られてくるため、その後受診し結果説明をさせていただきます。
いかがでしょうたでしょうか?糖尿病や高血圧などの生活習慣病の原因となる睡眠時無呼吸症候群の簡易検査について体験報告をしてみました。自宅でやる検査となると難しい印象もあるかもしれませんが、非常に簡単な操作でできるため、1人であってもご高齢であってもそこまでハードルは高くないと思います。睡眠時無呼吸症候群が疑われる方は、ぜひ一度簡易検査をやってみてください。
【ゆう徳丸内科皮膚科へのアクセス】
板橋区徳丸4丁目にあるゆう徳丸内科皮膚科へは、有楽町線・副都心線『地下鉄赤塚駅』、東武東上線『下赤塚駅』『東武練馬駅』から徒歩圏内です。国際興業バス(下赤03)、りんりんGO(板橋区コミュニティバス)「赤塚第一中学校」バス停目の前であり、駐車場・駐輪場完備、敷地内に薬局完備しており、受診しやすい環境を整えています。練馬区北町にも隣接しており、徒歩圏内です。待合室は広く確保されており、予約システムを導入していることで待ち時間の短縮に努め、新型コロナウイルス感染症を始めとした感染症対策を万全に行っております。糖尿病や高血圧の原因となる睡眠時無呼吸症候群に関して、当院は簡易検査からポリソムノグラフィ(PSG)検査、診断がついたのちのCPAP療法まで一括して行うことができるクリニックですので、いつでもご連絡ください。