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当院のにきび治療について|医療法人社団悠正会 ゆう徳丸内科皮膚科|
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当院のにきび治療について

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こんにちは。副院長 吉田です。

前回は、ニキビ肌のスキンケアについてお話しました。

今回は、当院で行えるにきび治療についてまとめてみました。

 

ニキビの主な原因は、

1、毛穴が詰まる

2、皮脂の分泌が増える

3、アクネ菌などの細菌の増殖

でした。そのため、

 

1→毛穴のつまりとなる余計な角質を除去する

2→皮脂の過剰な分泌を抑えてあげる

3→細菌の増殖を抑える

この3つが治療に重要となってきます。

 

1、毛穴のつまり、余計な角質を除去する

皮脂が詰まりの原因となる角質を除去し、皮脂の詰まりを予防します。

  • ベピオゲル、ディフェリンゲル、エピデュオゲルなどの保険診療の外用薬
  • 面皰圧出(毛穴のつまりを清潔なピンセットで優しく除去)
  • ビタミンA外用薬(トレチノイン配合ジェル)
  • ピーリング石鹸をホームケアとして使用する(リーズナブルな医療機関専売のものをご用意してます)
  • クリニックでのサリチル酸ケミカルピーリング
  • ビタミンA内服薬(ロアキュタン)

 

2、皮脂の過剰な分泌を抑える

  • ビタミンA外用薬(トレチノイン配合ジェル)
  • 高濃度ビタミンCローション外用
  • ビタミン剤内服
  • 漢方薬内服
  • ビタミンA内服薬(ロアキュタン)

 

3、細菌の増殖を抑える

  • 抗生剤の外用薬
  • 抗生剤や漢方薬の内服薬
  • 高濃度ビタミンCローション
  • スーパーフォトフェイシャルIPL光治療(熱作用によるアクネ菌の殺菌効果)

 

保険診療の外用薬は効果が高いですが、副作用も出やすいお薬もあるので、調整が必要になります。

また、外用薬は最低3か月で効果が発揮されると言われています。強い副作用の出ない外用薬を見つけて、定期的に根気強く塗ることが大切です。

(ビタミンA内服薬(ロアキュタン)については、副作用についてなどお伝えすることが多いため、別途ブログに記載しております。)

 

最後に、ニキビ跡の治療についても少しお話したいと思います。

ニキビ跡と一言でいっても、下記のようにいくつかあります。

1、赤いニキビ跡

2、茶色いシミのようなニキビ跡

3、ニキビ跡の凸凹

 

1、赤いニキビ跡

  • スーパーフォトフェイシャルIPL(当院のIPLは赤いものに非常に反応がよく、ニキビ跡の赤みに効果を発揮します。)
  • 高濃度ビタミンCローション外用

 

2、茶色い色素沈着

  • ビタミンC内服
  • 高濃度ビタミンCローション外用
  • トラネキサム酸ローション外用
  • ビタミンA外用薬(トレチノイン配合ジェル)
  • 4%ハイドロキノン外用

 

3、ニキビ跡の凹凸

深い瘢痕になってしまうと、保険外診療でしか対応はできません。当院での機材では瘢痕治療はあまり効果がないため、ダーマペンやフラクショナルレーザーなど瘢痕治療のできる適切な医療機関をご紹介いたします。

 

症状が強いにきびに対しては、どれか一つのみの治療では改善が見込めないケースも多く、個々の肌質によっていろいろな方法を組み合わせて治療することが大切です。

お一人お一人に合った方法を見つけていきましょう。

 

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