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前回ご紹介した、スキンケアブランド ガウディスキン、お取り扱い直後より大反響いただいております。
ガウディスキンをはじめ、ビタミンA製品は今とても人気のスキンケアです。私自身も多くのビタミンA製品を使用してきて、その効果を実感しています。
今回はそのビタミンAについて詳しくお話したいと思います
【ビタミンA(レチノール)の作用・効果】
ビタミンAは脂溶性ビタミンで、細胞の分化・増殖を調整し、成長・視覚・感染予防などに関与しています。
皮膚への効果としては、
◎皮膚のターンオーバーを促進させる・・・シミの原因となるメラニンを排出させる。しみやくすみや、ニキビ跡の改善。
◎角質を剥離させる・・・角質の詰まりを剥がし、にきびを改善させる。薬剤の浸透をよくしてくれる。
◎紫外線を吸収する・・・光老化の防御
◎皮膚の土台となるコラーゲン・エラスチン・グリコサミノグリカンの生成を促進させる・・・小じわの改善、ハリがでて毛穴を縮小させる。
などがあります。
ビタミンAは皮膚の表層に存在していますが、加齢や紫外線を浴びることで減少するため、ビタミンAを日々のスキンケアで補うことが大切です。
【ビタミンA(レチノール)の種類】
レチノールと同じ作用を持つ物質を総じてレチノイドと呼びます。レチノイドの中に、
①レチニルエステル(パルミチン酸レチノール・プロピオン酸レチノール・酢酸レチノールなど)
②レチノール(ピュアレチノールなど)
③レチノイン酸(トレチノインなど)
があります。
人の皮膚に存在するビタミンAはほとんどが①のパルミチン酸レチノールとして貯蓄されてますが、①⇔②⇔③と変化し、それぞれ違った役割をもっています。
皮膚に存在するパルミチン酸レチノールは、紫外線に当たると壊れることによりSPF20ほどの遮光作用があると言われています。
①のみが入っているビタミンA製品は皮膚への刺激がほとんどなく、ビタミンA反応と呼ばれる赤みやがさつきはほぼ出ませんので、効果はマイルドですが日々のスキンケアとして向いています。
②③は①と比べ刺激が強くビタミンA反応がでますが、その分シミなど光老化への効果が強力です。
よく、守りのビタミンA、攻めのビタミンAといいますが、①が守り、②③が攻めということです。
ガウディスキン®デュアルレチノプラスは、この守りと攻めのレチノール2種が配合されたビタミンA製剤です。
攻めのビタミンAが配合されていることにより、ビタミンA反応がでる可能性はありますが、白人向けの海外製品と比べ日本人でもビタミンA反応がでにくい設計となっています。
デュアルレチノプラスでも1~2割の方でビタミンA反応がでると言われていますが、この製品は塗る量を調整することで無理のない範囲で継続ができます。
しみやくすみ、小じわ、にきび、ニキビ跡などあらゆる皮膚トラブルの改善に効果を発揮するビタミンA製品であり、かつ日本人でも安全に使用できるガウディスキン、ご興味ある方はぜひご相談ください。
【ゆう徳丸内科皮膚科へのアクセス】
板橋区徳丸4丁目にあるゆう徳丸内科皮膚科へは、有楽町線・副都心線『地下鉄赤塚駅』、東武東上線『下赤塚駅』『東武練馬駅』から徒歩圏内です。国際興業バス(下赤03)、りんりんGO(板橋区コミュニティバス)「赤塚第一中学校」バス停目の前であり、駐車場・駐輪場完備、敷地内に薬局完備しており、受診しやすい環境を整えています。待合室は広く確保されており、予約システムを導入していることで待ち時間の短縮に努め、新型コロナウイルス感染症を始めとした感染症対策を万全に行っております。皮膚科は紫外線治療器(NBUVB)、IPL(シミやくすみ、毛穴、にきびなどに対する光治療)、ピーリング、シミの外用治療、重症アトピー性皮膚炎に対する注射薬(デュピクセント)、脱毛症、小手術、小さいお子様の発疹などにも対応しております。