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マンジャロの自費診療での処方について~肥満関連の生活習慣病改善を目指して~|医療法人社団悠正会 ゆう徳丸内科皮膚科|
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マンジャロの自費診療での処方について~肥満関連の生活習慣病改善を目指して~

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こんにちは。今回は問い合わせの多いマンジャロ®を代表とするGLP-1受動態作動薬の自費処方について当院の方針を記載致します。

 

 

まず、大前提として、当院では、美容目的のGLP-1受動態作動薬の処方は一切行いません。ご了承ください。

当クリニックでは、これまでマンジャロ®(一般名:チルゼパチド)の自費診療での処方は行っておりませんでした。しかし、肥満が原因で高血圧、脂質異常症、2型糖尿病などの生活習慣病を抱える患者様にとって、体重管理が健康改善に大きく寄与する場合があることを考慮し、慎重にマンジャロの処方を検討することといたしました。

マンジャロは、GIPおよびGLP-1受容体に作用する注射薬で、食欲抑制や血糖コントロールを助け、体重減少に効果があるとされています。2型糖尿病治療薬として日本で承認されていますが、肥満治療目的では保険適用外(自費診療)となります。臨床試験では、適切な使用により体重減少や生活習慣病の改善が期待できる一方、副作用やリスクも存在します。基本的に自費での処方は行いませんが、基準を満たす方に限り、処方を検討いたしますので、ご興味がある方はいつでもご来院ください。

【マンジャロの効果と期待されるメリット】

マンジャロは、週1回の皮下注射で使用します。臨床試験では、以下のような効果が報告されています:
– 体重減少:投与量に応じて平均10~20%の体重減少(個人差あり)。
– 生活習慣病の改善:血糖値、血圧、脂質の改善。
– 健康リスクの低減:心血管イベントや睡眠時無呼吸症候群のリスク軽減の可能性。

これにより、肥満に関連する健康問題の改善や、生活の質(QOL)の向上が期待されます。

【マンジャロのリスクと副作用】

マンジャロは効果的な薬剤ですが、以下のような副作用やリスクが報告されています:
– 一般的な副作用(約1割程度):吐き気、嘔吐、下痢、便秘、胃もたれ感、注射部位の痛み。
– まれな副作用:低血糖(特に他の糖尿病薬併用時)、胆石症、膵炎。
– その他:肥満治療目的での使用は適応外となり、副作用救済制度が適用されない場合があります。

これらのリスクを事前に詳しく説明し、患者様の健康状態や治療の必要性を総合的に判断した上で処方を決定します。また、治療中は定期的な血液検査や診察を行い、安全性を確保します。

マンジャロの処方を希望される方は、まず診察にて適応基準の確認と健康状態の評価を行います。ご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。一緒に健康な未来を目指しましょう。

 

 

【ゆう徳丸内科皮膚科へのアクセス】

板橋区徳丸4丁目にあるゆう徳丸内科皮膚科へは、有楽町線・副都心線『地下鉄赤塚駅』、東武東上線『下赤塚駅』『東武練馬駅』から徒歩圏内です。国際興業バス(下赤03)、りんりんGO(板橋区コミュニティバス)「赤塚第一中学校」バス停目の前であり、駐車場・駐輪場完備、敷地内に薬局完備しており、受診しやすい環境を整えています。練馬区北町にも隣接しており、徒歩圏内です。待合室は広く確保されており、予約システムを導入していることで待ち時間の短縮に努め、感染症対策を万全に行っております。当院は自動精算機も導入されており、会計までもスムースに行うことができ、利便性の向上も目指しております。糖尿病治療や高血圧、脂質異常症の大切な治療のひとつである食生活に関して、当院では管理栄養士による栄養指導も導入しております。ご興味のある方はいつでもお問い合わせください。

 

 

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