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高血圧って病気なの?|ゆう徳丸内科皮膚科|
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高血圧って病気なの?

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こんにちは。寒くなってきましたね。冬場になると血圧も上がりやすくなるため、血管系の病気(脳梗塞や脳出血、心筋梗塞、心不全など)が増える季節になってきました。そのため、今日は高血圧について記事を書いていきます。

 

患者さんを診療するときに、既往歴と言って今までかかったことのある病気を必ず尋ねますが、高血圧の薬を飲んでいるのにも関わらず何も病気はありません、とお答えする方が非常に多いと実感します。

 

絶対に覚えておいてもらいたいのは、「高血圧は重篤な病気」ということです。

 

血管が固くなり細くなる動脈硬化という言葉は聞いたことがある方が多いと思います。脳や心臓、腎臓などすべての内臓は血管が張り巡らされており、動脈硬化が進む、ということは内臓に血がいかなくなる(≒栄養がいかなくなる)ということです。つまり、脳梗塞や心筋梗塞、腎不全などのリスクになります。これらの病気は発症してからでは遅く、症状がないうちからしっかり予防しておかなければいけません。

 

まず、血圧が高いことで病院にかかることになるきっかけは健康診断が一番多いと思いますが、どのような方でも日ごろから血圧を気にすることは非常に大切です。症状が出ない病気の代表格ですので、測定しなければわからないことが多いです。しかし、そもそも血圧はいつ、どのように測るのが適切でしょうか?手首の血圧計でいいのか、右左どちらで測ればいいのか、測る時間はいつがいいのか・・・、など色々な疑問点があると思います。

 

まず、血圧計は必ず腕で測るタイプを購入しましょう!

 

手首の血圧計は、心臓の位置とずれることが多いため、血圧に誤差が出ると言われています。

 

左右はどちらでもいいけれども、左右に差があるときは必ず主治医に報告しましょう!

 

基本的にはどちらの腕で測っても問題ありませんが、透析している方や乳がんなどの手術をされた方はその主治医から血圧測定や採血などどちらの腕でやるか指定されていると思います。その指示に従いましょう。

 

そして、私が高血圧の患者さんに説明するときは次の2回の測定を推奨しています。

  1. 朝起きてトイレで排尿し、1-2分椅子に座って落ち着いた直後(食事をとったり外に出たりする前)
  2. 夜寝る直前

 

これらの血圧を見ることで、高血圧のパターン(朝高いのか、夜高いのか、病院で測る血圧と比べて差はあるのか、など)も分類しながら治療にあたっていきます。

 

では、高血圧を治療する際に一番最初にやることはなんでしょうか?まず大切なことは、高血圧は原因のある高血圧といわゆる生活習慣病の高血圧に分けなければいけない、ということです。原因のある高血圧(ホルモン異常や血管奇形など)に対して闇雲に血圧を下げる薬を出していても根本解決にはなりません。100人中10人は原因があると言われているため、それらをまずは見分けることが重要です。身体診察や高血圧の程度、急激に上がったのか、その他の症状の有無などから原因のある高血圧の可能性を考え、必要であれば高血圧の治療の前にホルモン検査や超音波検査を行います。何か原因が見つかれば原因に即した専門病院へご紹介いたします。

 

しかし、そうは言っても生活習慣病によるものが大半です。基本的な治療はまずは塩分制限と適切な運動です。血圧の薬をたくさん飲んで、ラーメンばっかり食べていては良い治療とは言えません。塩分制限を始めとした食生活の改善を頑張ってもらい、それでも目標の血圧に達しない人は患者さんの身体にあった降圧薬を内服していただきます。

 

血圧の目標値、適切な降圧薬などは患者さんの年齢、その他の病気の有無、生活習慣などで大きく変わってきます。今の血圧の薬が適しているかどうかも含めて、受診していただければ丁寧に説明いたします。

 

血圧の薬も多くの種類がありますが、それらの使い分けに関してはまた別途記事を作成していきますので、お待ちください。

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